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「肩たたき券はドコに消えた」セット紹介 [舞台]

今回の舞台は、「スナック」です。
それも、おしゃれなスナックではなく、どこかくたびれた感じの懐かしいスナックが舞台です。

写真をご紹介しましょう。
こんな感じです。

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もう一枚

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こんな舞台でどんな物語が繰り広げられるのか、是非ともご自分の肉眼で確かめに来てください。




ラスト

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シアターまあ第四弾「肩たたき券はドコに消えた」お知らせ [舞台]

シアターまあ第四弾のお知らせをします。

タイトル「肩たたき券はドコに消えた」

場所 下北沢駅前劇場

日時

9/19(水)~9/23(日)

出演者
 河本千明
 南波有沙
 菅川裕子
 四宮由佳
 哲人
 土田卓
 今村裕次郎
 石毛友子
 平林靖子
 小磯勝弥
 丸山優子

タイムテーブル

9/19(水) 19時30分~
9/20(木) 14時00分~ と 19時30分~
9/21(金) 19時30分~
9/22(土) 14時00分~ と 18時00分~
9/23(日) 13時00分~ と 17時00分~

前売り3800円 当日4000円 ペアチケット7000円(ペアチケットはまあメールのみの取り扱いとなります)

チケット発売7/15日~

【お取り扱い】
●ローソンチケット
 予約受付電話番号 0570-084-003(24時間対応)※Lコード:35374
 オペレーター予約 0570-000-407(10時~20時)
 インターネット予約 http://l-tike.com/(パソコン・携帯共通)
 店頭販売 ローソン店内Loopiで直接購入頂けます
●Confetti(カンフェティ) http://confetti-web.com/
 0120-240-540 通話料無料(受け付け時間 平日10時~18時)
●まあメール
 info@theater-ma.com

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今回は、「親子」の物語を紡ごうかと思っています。

沢山の方々に見ていただきたいと思っています。

またまた、詳しいことはおいおい発表していきます。

いまさらですが [舞台]

いまさらなんだとお思いでしょうが、熱海五郎一座、始まっております。

毎回、大量に書いていただくアンケートを読んでいるんですが、今回特に目につくのは、
「今までで一番面白かった」という一文です。

毎回、同じ用に一生懸命に作っているんですよ、もちろん。

でも、今回は、「今までで一番面白かった」という感想がとっても多いです。
「今までがつまらなかった」と言われているわけではないというのは、重々分かっているんですが、やっぱり、
「今回は、前回までと何が違ったんだろう」ということを考えてしまいます。次に生かすためにも。

確かに、今回は今までで一番テンポが早いかもしれません。そのあたりが、好まれたのかも。

あと、落語の話しというか、落語家の話しということもあったかもしれません。

僕が落語好きだということもあって、「落語ってなんで結末を知ってても面白いんだろう」という疑問に対する、ぼくなりの答えも入れ込んでみました。

ともかく、7月1日の東京の楽日まで、あと9日間。そして、そのあと仙台公演が待っています。

チケットは当日券は若干出てるみたいです。

僕はあと何回(袖から)みることができるだろうか。

そして、そのあとは、9月19日初日の「シアターまあ」第4弾が待ってます。

その情報などは、もうすぐアップします。待っててください。

いよいよ稽古開始 [舞台]

熱海五郎一座、いよいよ稽古開始です。
来週の火曜から顔合わせ&本読み&一場たち稽古って早すぎるだろ!
「落語日本花吹雪〜出囃子は殺しのブルース」
多分マスコミの取材も入るので、その夜の芸能ニュースか、次の日のスポーツ紙にでるかも。

俺は、ぜったい出ないけどね。

ごぶさたしてます

ずっと更新をサボってましたが、何とか元気にやってます。
久々に新しいラジオ番組「linda」も始まって、もろもろやってます。

もうすぐ、熱海五郎一座の稽古が始まります。その時には、そのレポートもあげて行きます。

そして、9月にはシアターまあの新作を上演します。やっと、キャスティングが決まって、これからストーリーのプロット作りに入ります。

その辺りも、こちらにアップして行きますので、愛想をつかさずに覗きに来てくださいね。

「何かの美味しいキッサ店」セット全貌紹介だぁ! [舞台]

1月24日からスタートするシアターまあ第三弾公演「何かの美味しいキッサ店」
いつも、シアターまあで一番評判のいいのが、まあのセット。略して「まあセット」

今回は、思い切って、なるべく全貌を紹介だぁ!

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すごいでしょう? やっぱ、自分で見ても、すごいわ、このセット。

明日からの本番が楽しみ。


「何かの美味しいキッサ店」ゲネプロご招待のお知らせ [舞台]

シアターまあ第三弾公演「何かの美味しいキッサ店」の本番まで、あとわずかになりました。
現在、通し稽古の真っ最中で、どんどんとブラッシュアップしております。

さて、舞台の世界では、本番が始まる前に、本番と全く同じ形で、一回通して演じてみることがよくあります。
これを、『ゲネプロ』と呼ぶわけですが、通常はスタッフや知り合いが見るだけの舞台なのですが、時々は公開ゲネプロというのも行われます。

で、今回の舞台~シアターまあ「何かの美味しいキッサ店」のゲネプロを一般に公開しようと思っています。
公開ゲネプロでなるべくたくさんの方々に見ていただき、その方々のクチコミで客足を延ばしていこうというのが狙いです。ですから、見た方はクチコミをよろしく、ということなんですが…

日時は、1月24日(火曜日)の午後2時スタートです。平日の2時です。

平日の2時に、中野の「ザ・ポケット」という劇場に来ていただける方だけを、ご招待します。

人数は30人程度です。その人数を超えてしまった場合には、申し訳ありませんが、抽選にさせてください。

公開ゲネプロを見たいとお思いの方は、シアターまあまでメールで応募してください。
シアターまあのメールアドレスは、

info@theater-ma.com

です。22日の日曜日の午後6時までに届いたメールだけを有効とします。

当選した方には当選の通知を、残念ながら落選した方には、その通知を、返信いたします。

それでは、たくさんのご応募をお待ちしております。

「何かの美味しいキッサ店」 [舞台]

いよいよ、あと十日に迫りました。
シアターまあ 第三弾舞台「何かの美味しいキッサ店」

情報をもう一度乗せておきます。なるべくたくさんの人の目に触れてほしい。

こちらで、簡単にチケット買えます。

http://ticket.corich.jp/apply/32981/000/

あと、時間はあるけどお金はないという学生の諸君など、もうすぐ情報を上げるつもりです。

ゲネプロを公開にしようかと思っています。百人近い人たちを、ご招待しようかと思っています。
1月24日の昼の2時あたりを暇にして、情報をお待ちください。


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チケット販売しています。

「何かの美味しいキッサ店」
劇場「ザ・ポケット」 (中野駅より徒歩5分)
ポケットスクエア 03-3381-8422
ザ・ポケットロビー03-3382-1560(公演期間中のみ)

2012年1月24日(火) 19時
      1月25日(水) 19時
      1月26日(木) 14時と19時
      1月27日(金) 19時
      1月28日(土) 14時と18時
      1月29日(日) 14時

料金
 全席指定
 前売り 3800円
 当日  4000円
 前売りペアチケット 7000円
 (前売りペアチケットは、まあメールのみでのお取り扱いになります)
●ローソンチケット
Lコード予約(24時間対応)※Lコード:37022
0570-064-003 (関東・甲信越)
オペレーター予約(10時~20時)
0570-000-777 (お問い合わせ)
0570-000-407 (演劇・クラシック専用)
インターネット予約
http://l-tike.com
 (パソコン・携帯共有)
店頭販売
 ローソン店内Loopiにて直接購入可能

●カンフェティ
 http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=of00re06&S=120124

●まあメール
 info@theater-ma.com

お問い合わせ
 オフィス・REN 03-5829-8031(平日12時~18時)

シアターまあ「何かの美味しいキッサ店」台本公開~続き [舞台]

(第一場~続き)

奈々 「私がスーパー竹下に経理としてお世話になり始めて、ちょうど十カ月になります」
竹下 「なります」
奈々 「その間、近くにコンビニが出来たり、駅の向こうに大きいスーパーも出来たり。スーパー竹下は何度もピンチを迎えました」
竹下 「ました」
奈々 「その都度、私が必死に経理をやり繰りして、そのピンチを乗り越えてきました」
竹下 「ました」
奈々 「語尾ばかり繰り返さない!」
竹下 「はい」
春太郎「(松山に)これ、社長と新入社員の会話だよな」
松山 「の、はずです」
奈々 「毎日、あれほど言ってるじゃないですか。注文書は、指さし確認! それも、複数回!」
竹下 「はい」
奈々 「私は毎回やってます!」
竹下 「はい」
奈々 「だからミスがなーい!」
竹下 「はい」
奈々 「昨日は、たまたま、たまたま、忙しくて社長に任せた!」
竹下 「はい」
奈々 「任せた私も悪いけど、社長! あんたはもっとワルイ!」
竹下 「はい」
春太郎「なんだ、注文ミスか」
奈々 「ありえませんよ! いいですか! あり、え、ませんよ!」
真理子「そんなに?」
奈々 「ほうれん草の注文は、3箱! それでも多いぐらいです!」
松山 「何箱注文したの?」

   奈々、松山に持っている注文伝票を差し出す。
   松山、見て、

松山 「三十箱だ」
全員 「わぁ…」
奈々 「今、三十箱届きました! 店の前に積み上げてあります! お客さんが通れなくなってます!」
竹下 「はい」
奈々 「私、配送のお兄ちゃんに、『なんかの間違いじゃないですか?』っていいました!」
竹下 「はい」
奈々 「確かに、間違ってました!」
竹下 「!」
奈々 「こっちがね!」
竹下 「はい」
奈々 「私、あの配送のお兄ちゃん、前からいいなあと思ってたんです! ちょっと恋してたんです!」
竹下 「え、そうなの?」
奈々 「どうしてそこだけ『はい』って言わない!」
竹下 「はい」
奈々 「拝みました! ペコペコと、引き取ってくれませんかって、持ってってくれませんかって! 何度も何度も、ちょっと恋してる男に頭下げました!」
竹下 「どうなったの?」
奈々 「断られました! 『オレ、配達してるだけだから』って言われました!」
竹下 「はい」
奈々 「私の淡い恋も、多分終わりです!」
竹下 「ごめんなさい」
奈々 「謝られると、確実に終わったんだって気がする!」
竹下 「はい」
奈々 「どうするんですか、ほうれん草ばかり、三十箱も。一箱に30束も入ってるんですよ! 合計で900束ですよ! ほうれん草ばかり、900束!」
竹下 「ポパイじゃないんだもんね」
奈々 「どういう意味だ! 意味がわからない!」
竹下 「昔ほうれん草を食べると強くなる、ポパイって漫画があってさ」
奈々 「そんな漫画知らなーい!」
春太郎「ポパイしらない世代か。さくらは?」
さくら「しらない。しってる?」
みゆき「しらない」
春太郎「松山電器は?」
松山 「オレはさすがに…」
奈々 「漫画の話はいったん横においておく! 社長、指さし確認しましたか!」
竹下 「…したと思う」
奈々 「どの指で!」

   竹下、思い出そうとする。

奈々 「ほら思い出せない!」
竹下 「はい」
奈々 「しかも! 人指し指以外で指さし確認する人を、私は知らない!」
竹下 「…指さし確認… したと思うんだけどなあ…」
奈々 「ここまでお聞きのみなさんは! 指さし確認したと思いますか!」

   奈々、順番に指を差して聞いていく。
   指を差された順に、

松山 「してないと思います」
さくら「してないよね」
みゆき「してないに一票」
真理子「してるわけないじゃん」
春太郎「まあ、してないな」
奈々 「満場一致だ!」

   そこに出てくる健二。

奈々 「今出てきたキミは!」

   と奈々、タイミングで指を差す。の次の瞬間、健二であることに気がつく。フリーズする奈々。

奈々 「健二先輩…」
健二 「なんや、奈々ちゃんやんか。なに? オレなんかした?」
奈々 「…してません…」
健二 「さっきから大声で怒鳴ってたん、あれ奈々ちゃんかいや」
奈々 「そんなに大きな声でした?」
健二 「出そうになってたババが引っ込んだわ。大きな声やなあ。奈々ちゃん、そんな声出んねんなあ。印象変わったわ」
奈々 「…恥ずかしい…」
竹下 「健二君」
健二 「なんです?」
竹下 「助けて」
奈々 「あっ…」
健二 「オレが? 助ける? 誰を? 誰から?」
竹下 「オレを、奈々ちゃんから」
奈々 「このぉ、卑怯者がぁ…」

   健二、周りを見回す。周りの人間の何人かと目が合う。目が合った人は、健二に『どうぞ、お願いします』とポーズ&目配せ。健二『オレに、やれと?』のポーズ。
   健二、急に気取りながら、

健二 「なんやなんや。こんだけ大勢集まって、揉め事の仲裁もでけへんのかいや。まあ、オレほどの好男子が口きかな、まとまるもんもまとまらへんてか。どないしたん、奈々ちゃん」
奈々 「社長が、注文伝票を間違えたんです」
健二 「なんや、そんなことかいや」
奈々 「そんなことって! ウチみたいな小さなスーパーでは死活問題なんです。損金を埋めるの、大変なんです」
健二 「商売ちゅーもんは、損して得とれ。ちょっとぐらいの損は、いずれ倍になって戻ってくるもんやで」
奈々 「結構大金なんです」
健二 「奈々ちゃん、金は天下のまわりものなんやで、多少の金はどっかから回ってくるもんやて」
奈々 「そうですか?」
健二 「せや。どっかの誰かが、ポーンとポケットマネーで損かぶってくれたり、するかもしれへんやろ」
さくら「じゃあ、健ちゃんが代わりに損かぶったら?」
健二 「それはまあ、でけへんけども」
真理子「じゃあ、ほうれん草食べてあげな」
健二 「ほうれん草! そんなもん、なんぼでも食うたるがな。なんぼほど食うたらええねん」
奈々 「900束」
健二 「死ぬわ」

   健二、奈々の手をとりながら、

健二 「オレはなあ、奈々ちゃん」
奈々 「(手を握られて超緊張)はい」
健二 「スーパー竹下は、奈々ちゃんで持ってるの、知ってんねんで。このか細い手ぇで、電卓打って、店支えてんの知ってんねんで」
奈々 「ありがとうございます」
健二 「うちの大学に、後輩として入ってきて、何年かしたら同級生になり、そして、先輩として先に卒業した奈々ちゃん」
真理子「それがダメだっつーんだよ」

   健二、奈々の頭をなでながら、

健二 「同じ大学出身者として、奈々ちゃんには期待してんねんで」
真理子「出身者ってのは、卒業した人なんだよ」
健二 「よう頑張ってるよう頑張ってる。奈々ちゃんも、困ってるやろうけど、ここはオレに免じて、社長のこと、許したってくれへんか?」

   奈々、悔しいが…

奈々 「…わ、わかりました」
竹下 「助かったぁ」
奈々 「でも社長! 今回大目にみるのはね」
竹下 「はい」
奈々 「一日に二つも、恋をつぶされたらタマラナイからです!」
竹下 「わかってます」
健二 「ほな、店もどり」
奈々 「はい」

   奈々と竹下、出て行こうとする。

健二 「奈々ちゃん」
奈々 「はい?」
健二 「ほうれん草、困ってンのやったら、持って来ぃ。買おたるで」
奈々 「ホントですか!」
健二 「一束でええか?」
みゆき「せこ」
さくら「せこ」
奈々 「…はい」
春太郎「奈々ちゃん。うちにも持ってきな。十束ほど仕入れるよ」
奈々 「ありがとうございます」

   出て行く奈々と竹下。それを見送って、

健二 「色男はつらいのぉ」
真理子「早く大学、行けっつの」
松山 「ホントだよ」
真理子「あんたは働け」

   暗転。(第一場終了~第二場へ)


さあ、このあとどこの台本を公開してしまおうかなあ。


台本を読んだら読んだで、どんな風に演じられてるのがが楽しみになるのが、シアターまあだと自負しております。


みなさん、チケットはお早めにね!





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