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「ホントウの間柄」絶賛稽古中!  [舞台]

シアターまあ第二弾。「ホントウの間柄」
現在、絶賛稽古中です。

今回の舞台は、赤羽のとある賄い付きの下宿。

そこの住人の野本明日香の昔からの憧れの柔道部の男の先輩~杉浦浩美が留学から帰ってくるところから、物語はスタートします。

明日香は、久しぶりに出会った杉浦浩美に夢中で抱きつき、意外な事実を知ります。

それは、浩美が性転換手術をうけて、女性の体になっていたからです。

そうです。今回の舞台は「性同一性障害」について取り上げた物語をお送りします。


性同一性障害。つまり、生まれつき「心の性」と「体の性」が一致していない人々。
そんな人々が、どんなことを考えているのか、どんな決心をするのか。僕なりに考えて物語を紡ぎました。

とはいえ、シアターまあですから、コメディーです。このテーマできちんとコメディーにできるのか。
それが、今回の勝負どころです。

これは下宿の残りの二人の店子です。

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果たしてどんな舞台になっているのかは、ぜひともご自分の目で確かめてください。

8月3日(水)~8月8日(月)まで、新宿御苑のサンモールスタジオで公演します。

詳しい情報は、シアターまあのホームページで。

http://www.theater-ma.com/


こちらのメールアドレスにご連絡いただいても、チケットをご用意いたします。

info@theater-ma.com

…まだ昼公演のチケットが余ってるんだなあ。特に金曜日。みなさん。よろしくお願いします。

とっても素敵なセットも、お楽しみに。

いよいよ稽古場入りです [舞台]

「ホントウの間柄」

いよいよ、明日から、稽古場入りします。

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この稽古場で、どんな芝居が紡がれるのか。楽しみです。

ポッドキャストも更新しました。

http://www.voiceblog.jp/officema/

「ホントウの間柄」役者親睦会 [舞台]

シアターまあ第2回公演「ホントウの間柄」

今回は、本読み終了後、役者たちと懇親会を開きました。(河本千明は都合で不参加)
ここは、タマフルでも毎週のようにおじゃましている、赤坂の韓国料理店「ヒョンブ」です。

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シアターまあの稽古は、半分が雑談です。役者のコンビネーションを育むというのは表向きで、みんなとっても話好き。話してる方が楽しいんだもん。

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こちら、丸山優子。

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こちら、上杉美浩

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こちら、南波有沙

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こちら、小磯勝弥

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結局、親睦会という名の飲み会は、夕方5時から延々と続き、それは午前2時近くまで続きましたとサ。


オレも、大概、タフだと自覚する。

シアターまあ第二弾「ホントウの間柄」本読みスタート [舞台]

シアターまあの第二弾公演「ホントウの間柄」

6月30日から、本読みがスタートしました。

僕の舞台の作り方の特徴は、まずとことん本を読み合わせることにあります。
何度も何度も、全員で台詞を読み、会話がスムーズに流れるようになるまで、読み合わせます。
ある程度会話がスムーズになってから、やっと立ち稽古に入ります。

これまで、もう4回、読みました。あと、何回読めるか。


あ、あと、久しぶりにポッドキャスティングを更新しました。8カ月ぶりかなぁ。
とりあえず、一人しゃべりで再開です。

http://www.voiceblog.jp/officema/


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シアターまあ vol.2
『ホントウの間柄』
2011年8月3日(水)~8月8日(月)
劇場 サンモールスタジオ

作・演出 妹尾匡夫(せのちん)

◆出演◆
河本千明(SET)
上杉美浩(聖ルドビコ学園)
南波有沙(SET)

小磯勝弥(オスカープロモーション)
丸山優子(SET)


◆タイムテーブル◆
8月3日(水) 19時
  4日(木) 19時
  5日(金) 14時 19時
  6日(土) 14時 18時
  7日(日) 13時 17時
  8日(月) 19時


◆チケット◆
日時指定・全席自由

料金
前売り3500円
当日3800円

◇あらすじ◇
「その日、野本明日香はウキウキしていた。学生時代からのあこがれの先輩杉浦浩美が帰国し、同じ下宿で生活を始める事が決まっていたからだ。『絶対に告白してみせる』と思っていた明日香だったが、大変な事実を知ることになる。それは、浩美が変身していたからだ…」


ただいま、絶賛稽古中です! 

チケットのご注文はこちらへ

ローソンチケット
http://l-tike.com/
予約受け付け電話番号 0570-084-003 (Lコード39867)
0570-000-407 (オペレーター対応)



カンフェティ
http://confetti-web.com/ticket/ticket.asp?G=of00re06&S=110803


チケットはシアターまあのメールアドレスで直接注文することもできます。

info@theater-ma.com




「タイムスクープハンター」 [ドラマ]

NHKの「タイムスクープハンター」が面白いです。

何が面白いって、役者たちの演技がすごい! 要潤と杏以外は、無名の役者たちばかりなんだけど、いつもとっても自然でとってもリアル。

どこから見つけてくるんだろうか。

たぶん、ドラマの演出家が優秀なんだろうなあ。


勉強になるのは、情報よりも、役者たちの演技です。

最新作の「しゃぼん玉売り」でも、主人公はもちろん、三吉の母親のたえさんをやっていた女優さんが上手だったなあ。
(あとで調べたら、フレッシュハーツという事務所の中島淳子という役者さんでした)



あと、台詞。江戸時代弁。勉強になるなあ。

「鈴木先生」 [ドラマ]

テレビ東京のどらま「鈴木先生」が面白いです。

原作の漫画は読んだことがありません。

今回のドラマが総てです。

最初は、誰が主役なのかわかりませんでした。グッさんが主役なのかと思ってしまいました。

すると、主役は一見地味な感じの長谷川博己さん。(文学座出身)


「なんだこれ、この人」と思っていましたが、見ているうちにどんどんと引き込まれてしまいました。

妄想癖がある先生なんですが、根はまじめ。生徒のことを一生懸命に考えていて、自分という教師のことも一生懸命に考えている。

「みたことがないから、リアル」「本当に、そこで生きているように見える」そんなドラマです。

ただ、視聴率が壊滅的に悪いそうです。

視聴率がいいと、ドラマが面白いのか。そんなことは全然ありませんよね。
もうずいぶん回もすすみ、クライマックスが近づいていますが、「なんらかの方法で」見られる人はみた方がいいです。


思い出してください。去年のお正月、僕はこのブログで「その街のこども、絶対に視聴率は悪いわ。でも絶対にこのドラマは認められるわ」と書きましたよね。

このドラマ、これから話題になりますよ。終わった後に「見ておけばよかったドラマ、ナンバーワン」になると思います。

今が最後のチャンスです。みなさん、乗り遅れないように。

「かもめ」オクムラ宅 [舞台]

今日もまた舞台を見に行ってきました。

オクムラ宅というユニットの「かもめ」です。
オクムラ宅
http://okumurataku.com/

「かもめ」といえば、泣く子も黙るチェーホフの傑作戯曲です。これを、160分かけて、4幕総てを一気に上演するという企画です。

しかも場所が、目白の古民家「ゆうど」という場所です。
http://blog.yu-do.noor.jp/

民家の10畳ほどの板の間と、8畳ほどの畳部屋に客は自由に座り、そこから廊下や縁側、庭で演じる「かもめ」をみるというスタイルです。

舞台をこれだけやりながら、「かもめ」を見るのは初めてでした。
恥ずかしながら「なるほどこういう話だったのか」と思いました。

主人公のニーナを演じた名嘉友美さんが、印象的でした。

ところで、この「ゆうど」という場所、僕も昔、SETの小形里美の一人芝居で芝居を打ったことがあります。
その時は、板の間が客席で畳の間が舞台でした。

土曜日と日曜日の二日公演。土曜日は午後6時と8時の二回公演。日曜日は、午後1時と3時と5時の三回公演。公演終了が午後6時。公演期間24時間。5回公演という、ものすごいスピードで駆け抜けた舞台でした。

舞台監督もおらず、美術、照明、音響もおらず、ほとんど小形と二人ッきりで作り上げた舞台でした。タイトルは「遺~っ書」という物語でした。

そんなゆうどに久しぶりに行きました。そこには、やはりあの時と同じような、ゆったりとした時間が流れていました。

明日が千秋楽ですが、30人も入れば、ギュウギュウ詰めの舞台。もうチケットはないかもしれません。

見ることが出来る人には、オススメです!

「そのペン書けず」劇団子 [舞台]

下北沢の駅前劇場に、劇団子という劇団(ややこしい)の「そのペン書けず」という舞台を見てきました。

なんの予備知識もなく、いわゆる僕が最近やっている「ふらり飛び込み当日券」という形で見てきました。

劇団子という劇団(再びややこしい)は、寡聞にしてまったく知らなかったのですが、ネットで調べたらもう16年も続いている劇団なのですね。しかも今回は、確か26回公演だとか。

「そんなにやってて、まだ全然無名なのだったら、どっかの劇団のように、よっぽど下手の横好き劇団なんでしょ」
と、思うでしょ?

それが、ぜーんぜん。ドストレートで、見事な舞台でしたよ。脚本よし、役者よし。

舞台は戦中の新聞社です。そこで本当の記事を書こうとする、いわゆる社としては鼻摘みの新聞記者たちが、集められた、部署の物語。

そこで、検閲に悩みながらも、新聞記事を書き続ける男たちの物語。そこに、「女だって戦争をしているのだ」という女たちもからまっての、群像劇。(まぢで、「最近の新聞記者にみせてやりたい」と思いましたね。ウソばっかり書きやがって。つーか、書くべきことを書かなすぎやがって、あいつら。最近新聞とるの、30年ぶりにやめちゃったもんなー)

さっきも書いたけど、ドストレートでした。意外なほど。こっちがのけぞるほどのね。でも、笑える。きちんと笑える。客席がどんどんと引き込まれているのがわかる。失笑とは無縁の、制作者がガッツポーズを取れる笑い。


びっくりしました。これだけ脚本がしっかりしてて、役者(劇団員)もスキルがあって、なのにそれほど目立ってない。(ひょっとしたらオレが間抜けなだけで、目立ってるのかもしれないけど)

モッターイナーイ!

まだ始まったばかりで、26日の日曜日までやってます。

「せのちんのおすすめに、外れ無し」という評判が、最近上がっているようですが…
それを信じる人になら… オススメです!

「こんにちは赤ちゃん」終演しました。 [舞台]

伊東四朗一座・熱海五朗一座合同公演
「こんにちは赤ちゃん」
昨日の日曜日の昼公演で、全公演無事に終了いたしました。

ご来場のみなさま、本当にありがとうございました。

今回は、ああいうこともあり、開演前は「お客様、来てくれるだろうか」と若干心配になりましたが、いざふたを開けてみれば、とんでもない勢いでお客様に詰めかけていただきました。
全公演、超満員! ほぼ全公演で立ち見が出るというものすごさでした。(あの大きさの小屋で、こんなにお客様にいらしていただいたのは、僕も経験がありません)

見ていただいた方々の評判もおおむねよく、特に真矢みきさんの評判たるや、すごいものがありました。
「今までに見たことのない真矢みきがそこにいた」とか、
「気持ちよさそうにボケている真矢みきがすばらしかった」とか、
「最後のレビューのかっこよさは、さすがな腕前」とか、

コメディーをやることが大好きで、スキルもある真矢さん。僕も、「一度僕の書く喜劇に出ていただいて、思いっきりお客さんを笑わせてほしいなあ」という夢がかないました。

それと、今回のような大劇場で、すごく支えてくれたのは、SETのアンサンブルのみんなでした。ダンス、報道陣、その他小さな役を、悪目立ちせずに、それでもきちんと演じてくれたみんなの力が、青山劇場の時と同じように、今回の舞台を支えてくれました。

ありがとう。


一座はまた来年もやります。


そして、僕の次は、シアターまあ第二回公演「ホントウの間柄」の作・演出です。

8月3日~8月8日まで、新宿御苑のサンモールスタジオで公演があります。


今回の舞台では、僕の芝居の常連の河本千明、南波有沙、小磯勝弥に加え、SETの曲者(合同公演のユーとピアのピア役)の丸山優子たちの出演。

そして、もう一人、上杉美浩を紹介します。


今年の3月に、ひょんなことから見た舞台で発見した、まだまだ一般的にはまったく無名の女優さんです。
「どうしてこの人が、今まで無名だったの?」と見た人が思うくらいの存在感のある女優さんです。

ホームページはこちら
http://uesugimihiro.seesaa.net/

現在、絶賛台本執筆中! 

河本はじめ、おなじみの連中とともに、ぜひ上杉美浩を見に来てください。



「マカランガー」バッカスカッパ [舞台]

今日は、一座に顔を出すのをやめて、中野HOPEに、バッカスカッパの「マカランガー」という舞台を見に行ってきました。

バッカスカッパって、なんぞやとみなさん思うでしょうが、劇団の名前です。

作・演出で出演もする、小林俊祐さんと、出演の菅川裕子さんと、制作の宮田さゆりさんの三人が作っている演劇ユニットです。
出演するのが二人と言っても、出演するのが二人というわけではありません。
その都度、いろいろな人の客演があって、今回も総勢8人の舞台です。

場所は、都心からやや離れた、さほど大きくもない町のスナック。
そこに、市議会議員の男とその部下が、大きなスポンサーを接待するために準備しています。

その接待には、町の有力者で元やくざの男の力を借りなければならないので、市議会議員はヘコヘコしています。

ところが、そのスナックに元やくざの妹が帰って来ます。妹は、二度の結婚をして、子供も3人作っていますが、半ば家出をしていて、そのことを兄の元やくざに言えないできました。
でも、勇気を出して、今回は再婚のことを打ち明けにきています。

そうこうしているうちに、紛れ込んでくるのが、あくどい訪問販売を繰り返していて、そろそろ河岸を変えようかと思っている、二人の男女。

その男女を、大きなスポンサーと勘違いする市議会議員と部下。

そこに元やくざの妹の後妻相手が、「自分でお兄さんを説得する」とやってくる。

ここらへんから、もうゴッチャゴチャになってきます。

意外なほど、バリバリのシチュエーションコメディでした。

もともと、今回見に行こうと思ったのは、バッカスカッパの菅川さんを見るのが目当てでした。

終演後、その菅川さんとちょっと話を聞いたら、バッカスカッパはいつもシチュエーションコメディではないそうです。今回は、コメディーでしたけど。

この女優さん。ちょっと魅力的な女優さんなんです。

なんか、堂々としている。おたおたしているときも、堂々としている。独特の空間を持った、不思議な魅力がある人なんです。


もともと、笹峯愛ちゃんの舞台で初めて見たんですけど、(愛ちゃんにはホントにいろんな人を発見させてもらうなあ)そのあとも、何度か愛ちゃんの舞台で見させてもらって、「ちょっと面白い女優さんだなあ」と思っていました。で、今回、ホームグラウンドのバッカスカッパの舞台を見に来ることにしたのでした。


なかなかの出来ばえでした。行って決して損はないですよ。舞台初心者にもおすすめです。


バッカスカッパ「マカランガー」日曜日までの上演です。興味のある方は、中野HOPEまでぜひ。

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